大阪にて鮮魚や水産加工物などの業務用鮮魚・総合食品の卸、販売を営んでいます、大輝(だいき)です。
秋が深まるにつれ、市場には脂がのって旨味が増したカマスが並び始めます。その上品な白身と、皮目の香ばしさが魅力のカマスは、通のお客様を惹きつける秋の重要な食材です。
1. 「カマス」が持つ魅力と種類
カマスは、見た目の鋭さとは裏腹に、繊細で上品な味わいが特徴です。特に秋から冬にかけて獲れるものは、たっぷりと脂がのり、格別な美味しさになります。
上品な白身: 淡白ながらも奥深い旨味があり、加熱することでさらに美味しくなる魚です。
皮目の旨さ: 皮に独特の風味と旨味があり、焼くと香ばしさが増し、食欲をそそります。
2. 飲食店経営者必見!カマスのプロが教える目利きと仕入れのポイント
カマスは、鮮度落ちが比較的早い魚と言われています。
鮮度の見極め:
体表のツヤ: 鮮度の良いカマスは、体表に銀色に光るツヤとハリがあります。
エラの色: エラ蓋を開けて、中が鮮やかな赤色であることを確認しましょう。
腹の硬さ: 腹を触ってみて、硬く締まっているものが鮮度良好です。
3. カマスの美味しさを最大限に引き出す!おすすめ調理法とメニュー提案
カマスの魅力は、加熱することで最大限に引き出されます。上品な旨味を活かした、お客様に喜ばれるメニューをご提案します。
塩焼き・幽庵焼き:
カマス料理の王道です。皮目をパリッと、身はふっくらと仕上げるのがポイント。シンプルに塩焼き、または醤油・みりん・酒に漬け込んだ幽庵焼きは、和食店の定番としてお客様の満足度が高い一品です。
炙り刺身・寿司:
鮮度が極めて良いカマス(特にアカカマス)は、皮目を軽く炙って刺身や寿司で提供すると、皮下の脂が溶け出し、香ばしさと旨味が口中に広がります。生のカマスを扱う際は、必ず信頼できる卸業者から仕入れてください。
揚げ物(天ぷら・フライ):
淡白な白身は天ぷらやフライにも最適です。身離れが良く、軽い食感で、特に塩やレモンでさっぱりと召し上がっていただけます。
カマス飯(炊き込みご飯):
カマスの身をほぐし、出汁と合わせて炊き込みご飯に。カマスの上品な旨味がご飯に染み込み、〆の一品や季節のメニューとして大変喜ばれます。
まとめ
カマスは、秋の深まりとともに旨味を増す、大変魅力的な高級魚です。その上品な味わいは、お客様に季節の移り変わりを感じていただくのに最適です。
大輝(だいき)は、大阪市東淀川区で魚や水産加工物などの業務用鮮魚・総合食品の卸、販売を営んでいます。
鮮魚や冷凍水産物の商品のお取引をご希望の飲食店様、給食施設様がありましたら、ぜひ当社までご連絡下さい。
今後ともよろしくお願いいたします。