大輝

鮮魚 卸 仕入れ 大阪 業務用 食材

鮮魚卸業のHPってどうゆう事やろ?
いきなり関西弁ですいません。
でもこれは、「大輝のホームページを作ろう」と思った時に心に浮かんだ素直な気持ちなんです。
毎日、鮮魚や水産物を扱っている飲食店の料理人の方には、
特にここを分かって欲しいという気持ちなので、
長くなりますが、少しお付き合いください。
鮮魚卸を業としておこなう事と、HPを運営する事は、相反するというスタート
  • 本業は鮮魚卸やで。ホームページなんてどないしたらええねん。

    鮮魚卸を業としておこなう事と、HPを運営する事は、相反するというスタート
    業務用の鮮魚卸という仕事は、
    飲食店の料理人の方々ならご存知かと思いますが
    本当に地道に毎日同じ事を繰り返す仕事です。

    普通の人が寝ている時間に仕事して、
    普通の人が仕事している時間にも仕事して。
    合間合間の空き時間に仮眠を取りながらという生活が当たり前です。

    一方、インターネットの世界は、
    とても革新的で最先端なイメージがあります。
    ホームページを持っているだけで、
    なんだか自分がとても偉くなったような気になります。

    今の時代、少し検索すれば、
    鮮魚卸を生業としている会社のホームページが
    数多く閲覧できる状態です。
    産地直送、本日の仕入れ情報、お得な詰め合わせセット・・・・
    一般のご家庭の方が見られたら、
    とても魅力的に見える綺麗な写真と、更新頻度の高さ。

    でも大輝は、飲食店の皆さまに卸す業務用専門の鮮魚卸です。
    お分かりだと思いますが、まともに仕事をしていたら、
    こんな風にホームページを運営する事なんてできない。
    いったいどうしたら良いんだろう・・・・というスタートでした。

鮮魚卸の仕事は早朝から深夜まで続く
  • さあ今日も一日の始まりや

    鮮魚卸の仕事は早朝から深夜まで続く
    卸売市場の朝はとても早いです。
    夜が白み始めた頃には仕入れに向かい、
    仕入れた魚を取引先の飲食店さまに配送し終わるのが夕方。
    飲食店が閉まり始める夜10時頃から
    深夜の4時過ぎまで次の日の注文が入ります。
    そして夜の内に仕入れが難しそうな魚から仕入れを確定させ
    朝の仕入れまでにつかの間の休息を取る。

    飲食店さまのお休みはそれぞれバラバラなので
    日曜日以外、鮮魚卸業に休みはありません。

    そんな毎日の中で、ホームページを更新出来るのか。
    答えは「ほぼ無理」です。

本日の仕入れ情報?それを更新している暇があったら魚の水揚げ状況を細かく把握するのが先
  • たまにでいいなら。少しでもいいなら、なんとか出来るかな。ホームページの更新。

    本日の仕入れ情報?それを更新している暇があったら魚の水揚げ状況を細かく把握するのが先
    今回、ホームページを作るにあたり、
    (当然ですが、ご縁のあった方に作っていただいてます)
    このホームページを作ってくれた方にも言われました。

    「お客さまにとって有意義な情報を毎日更新する事が大切です。」
    と。

    確かに、毎日その日仕入れた魚を写真付きで紹介していたり、
    頻繁に特売情報を更新していたり、
    そんなホームページはなんだか売上も上がっていそうです。

    でも大輝は、業務用鮮魚卸の専門店です。
    料理人の皆さまは日々、さまざまなストレスを抱えています。
    「明日の食材はちゃんと揃うのか?」
    「手に入りにくい食材が必要になった。どうしようか」
    「以前まで安価で手に入った食材が高くなってしまった」
    そんな料理人の皆さまのストレスを軽減するのが
    卸業者の使命です。

    ホームページの更新に手間を取るくらいなら
    明日の市場の状況をいち早く把握して、
    料理人の皆さまの注文通りの魚を
    漏れ無く仕入れる事にチカラを注ぎたいのです。

そしてたどり着いた結論「撮影しない 」「更新しない 」「魚を売らない 」
  • 冗談抜きでこんな写真しか撮られへん。綺麗に見せよ思てたら魚痛んでまうがな。

    そしてたどり着いた結論「撮影しない 」「更新しない 」「魚を売らない 」 商売をしている者がホームページを持つ意味って何でしょう?
    とても分かりきった答えです。
    もっと業績を上げたい。売上を増やしたい。

    当然ですね。大輝ももちろんそうです。
    ですが大輝は取引をしてくださる方々と
    しっかりとした信頼関係を持った上で
    お互いプロ同士としてのお付き合いをしていきたい。

    その結果として業績が伸びる事が一番の望みです。

    ですから、背伸びしたホームページは作らない事にしました。
    当然ですが、私はパソコン初心者です。
    仕事に必要な場合で使う事はありますが、
    ホームページの更新なんて全く分かりません。

    なので、無理せずに
    本業がおろそかにならない程度の事だけを
    やる事に決めました。

    それが
    1)「綺麗な魚の写真を撮って載せたりしない」
       綺麗な写真を撮ろうとすると、良いカメラが要るし、
       撮影の為の時間も必要。
       なにより、生モノである魚を撮影の為にいろんな配置にしたり
       照明をあてたりしたら痛んでしまって使い物にならなくなる。
    2)「あんまり更新しない」
       毎日更新しようなんて考えてしまったら、
       それだけで凄い時間が取られてしまう。
       ホームページを更新しても、
       今お取り引きいただいている飲食店の皆さまには何のメリットもない。
    3)「ホームページ上で魚は売らない」
       オンラインショッピングは確かに便利だけど、魚は生モノ。
       ましてや大輝は業務用鮮魚卸専門。
       通常の流通フローと違う販売媒体を持つ事は、
       本来の卸業から外れてしまう。
    という、以上の3つの事。
       

誇りとこだわりを持った仕事なら見る人が見れば分かってくれる
  • どうせ一般向けの商売やない。分かる人にだけ分かって貰える。そんなホームページで充分やないか。

    誇りとこだわりを持った仕事なら見る人が見れば分かってくれる
    例えばある職種を題材にしたドラマがあったとします。
    ドラマは一般の方が見て、面白いと思えなければいけないので
    本当にその職についておられる方から見ると「?」と思う事が多いと思うのです。

    大輝も鮮魚卸という仕事に真剣に取り組んでいるので、
    すごく綺麗に、しかも頻繁に更新している同業者の方のホームページを見ると
    「?」と思う事があります。

    もちろん全てでは無いです。
    時折
    「こんな事してる暇、どこにあるの?」
    とか
    「魚をこんな風に扱ってしまったら・・・・」
    などと思う事があるという事です。

    ちゃんと誇りある仕事をしているのなら
    別に綺麗な写真なんて無くても分かってもらえる。
    毎日更新できない事も分かってもらえる。
    大輝の本業はホームページの運営じゃなく鮮魚卸ですから。

    だから、どんな仕事をしているのか、それだけを見せていこうと決めました。
    それなら、そんなに手間を取られる事も無いですし、本業をおろそかにする事もありません。

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

こんな紆余曲折がありまして、このホームページが出来上がった訳です。
このホームページは、魚は売りません。
それでもこうして商売をしている訳ですから、無償でただホームページを公開している訳でもありません。

あえて言うなら、「大輝がやる鮮魚卸という仕事」を売っています。
もっと言うなら、大輝という会社で鮮魚卸の仕事をしている「人間」を売っています。
このホームページを見て、鮮魚卸に対する大輝の取り組み方・思いが伝われば、それが一番の儲けです。